借り物で押し通す人
娘が通っていた幼稚園のママさんで、一風変わった人がいる。
いつもノーメイク、髪はロングで一本結び。脱色したかのような傷んだ茶髪(とうもろこしの髭のよう)、しかもプリン。
年は、43才くらい、現役の看護師。
彼女が看護師と知った時、正直驚いた。
私は家が近いので、何かと会話する機会があった。
その人はKY、しかも雑談が出来ない人。
彼女は、子ども(娘と同い年)が小学校に入学する時、私のところにわざわざ来て「革靴を貸して欲しい」と言った。
革靴は毎年買うので、うちにあることはあるが、娘は小柄で足が小さい。彼女の子どもは大柄で足が大きい。
到底合うはずがない。
子どもの身長差が10センチ以上あるのに、靴が同じなわけがない。
「入学スーツは買ったけど、それに合う靴はもったいないので買わなかった」という。
一度しか履かないので買いたくないらしい。
娘のフォーマルシューズを卒園式で見て欲しくなったのだろうか。
サイズを言って「ごめんなさいね」と了承してもらったが、納得していない感じだったので、息子のローファーで良ければ、と提案した。
息子の靴は、彼女の娘には逆に大きすぎた。
最初は断られたが、結局ちょうどいい靴が入手できなかったらしく「やっぱり貸して」と言って来た。
中敷きを敷いて使うとのこと。
家はヘーベルハウス、自家用車は普通車2台、共働き。
一度は小学校受験も検討したのに、靴のレンタルに必死。
不思議な金銭感覚。
この前のピアノの発表会の時(ピアノの先生が娘と同じ)は、ドレスにスニーカーといういでたちだった。
フォーマルシューズはどうしても買いたくないらしい。
それこそメルカリとかで買ったり売ったりできるのに…。
母親のそんな偏った価値観をうけつぐであろう娘。
ファッションは足元も大切なんだけどなぁ。
.
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。