最近見なくなったカミナリおやじを久々に見た。
夏休み、子どもらは毎日塾通い。
その間に、食器の片付け、洗濯、掃除。
あ、もう迎えに行く時間。
昼ごはん作る暇ない(・・;)
で、お迎えのついでにコンビニで適当に買う始末。
この前、12時半ごろセブンイレブンに昼ごはんを買いに母子で行った。
サンドイッチやカップ麺(週に一回まで許可)をカゴに入れ、レジに並ぼうとした瞬間。
「あ、長蛇の列」
アイスとパンの間の通路には、新たに搬入したプラケースがびっしり置かれ、はっきり言って邪魔。
パンを選んでいる時、検品をしている女店員さんが私にぶつかった。
なのに、無視。
「ごめんなさい」もなければ、「失礼しました。大丈夫ですか」もない。
店員二人でアイスの検品している。二人でブツブツ。
昼ごはん時で、レジは混み混みなのに検品に夢中で知らんぷり。
開けてるレジはひとつ。
その日はあんまりイライラしなかったので、「ふんっ」と思いながらも、
長蛇の列の最後尾に並ぼうとした その瞬間!
レジの二番目に並んでいた60代とおぼしきおじさんが、
「おい! もう一つレジ開けんかい! 並んどるやろうが…。自分たちの事ばっかりしよって」
静かな店内がビリッとした緊張感に包まれる。
その言葉で、客を無視していた検品店員は、すぐさま検品を止め、二つ目レジに走って行った。
クレームおじさんが二番目のレジに行くかと思いきや、おじさんは並んでいた方のレジで自分の番を待ち、ノンアルコールビール1本買って颯爽と出て行った。
レジの人が、「どうぞ」と誘導してくれたので、私達はすぐに開けてくれたレジで会計を済ませることが出来た。
店員さんは、何度も
「お待たせして、大変申し訳ございませんでした!」
と言って頭を下げた。
確かに不愉快だったけど、店員の塩対応にすっかり慣れっこになっていた私。
おじさんの喝!を目の当たりにして、やっぱりお客様本位がサービス業のあるべき姿、と思い直した。
おやじ ありがとう!
だいたい2、3人レジに並んでいると、「2番目でお待ちのお客様〜」
と声がかかるが、気が利かない店員がいたら今度は堂々と
「すみません、急いでいるんですけど」
と言って開けてもらおう。
言わなきゃそれが普通になってしまう。
久々にスカッとした。
スカッとジャパンに応募するほどじゃないけど、ちょいスカッの気分だった。
カミナリおやじドンドン増えろ!(但し コンビニ限定)
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