悪妻のすすめー夫に尽くしてはいけないー
気分障害を患ってから、私はかなり我がままになった。
我慢をしなくなった。
ダメなものは、ダメという、嫌な事はいやという。
特に夫に関して…。
自分さえ我慢すれば、とか子供のために、とかいい妻、いい嫁に見られたい、とか。
そんな風に思った結果、虚像と現実の間に押しつぶされて病気になった。
もう薬を飲まない生活には、多分戻れない。
副作用のない薬はないと思う。
いつかその副作用で苦しむ日が来るかもしれない。
でも、出来るだけ薬は軽微なものにしたいし、薬を増やさないでいいよう体によい事をしよう。
妻や母がいつも我慢して、病的でなかば家族の家政婦のような暮らしで、常に誰かに仕えているのが、幸せな家族ではない。
家族がそれぞれ適度にガス抜きし、家事を分担しいいたいことを言う、それが幸せ。
夫も妻も、子供も家族の犠牲になってはいけない。
つまり互いに尽くし合わないこと。
でも協力しないということではない。
ここ最近、私はかなり家事に手抜きをしている。
その分夫や子供に手伝ってもらっている。
でも、夫にとっても家事をするということは絶対プラスになっているはず。
部下の既婚社員(女性)の気持ちがわかるし、ささやかな生活の中から新しいアイデアが生まれるかもしれない。
子供だって、自分で自分のことをすることで、新しい世界や楽しみを発見し、世の中に期待の持てる大人になれる気がする。
親がすべて子供の世話をしていては、子供の将来の可能性を奪ってしまうことになりやしないか。
とにかく誰にも尽くさない生き方をし始めてから、家族が自立した事だけは事実。
特に夫は、出世した。
結婚当時尽くしまくってた時からすると、二段階くらい出世して、年収は倍近くになった。一年に50万円ずつ増収入。
多分悪妻だから夫は出世したのだろう。家庭の居心地が悪いから仕事がんばる的な…。
これからも悪妻でいようと思う。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。