「カルテット」巻夫婦あるある
火曜ドラマ「カルテット」第二章 第6話。
衝撃的なラストで度肝を抜かれたけど、夫が失踪するまでの巻夫妻、巻 真紀(松たか子)、巻 幹生(宮藤官九郎)の気持ちのすれ違いの様がすごくわかりやすく描かれていて、う~ん、と考えさせらせた。
価値観が違う、性格の不一致。
言葉にすればこんな一言だけど、どこがどう違うのか、一つひとつ紐解いていくと、ほんとに些細な半径1 0 m くらいの出来事。
男は、上品で美しくミステリアスだと思っていた女性が結婚した途端、どこにでもいるような普通の感覚の主婦になっていく事に勝手に幻滅し、気持ちのやり場をなくしていく。
女もまた、何を言ってもありのままの私を見せても、この人は大丈夫。受け入れて許してくれる、と勝手に思いこんでいる。
その象徴が、レモン嫌いな夫の承諾も得ず、揚げたての唐揚げにいきなりレモンを絞る、こと。
「カルテット」の最初の方で、唐揚げにレモンをかける、かけない云々で4 人がモメる。
唐揚げレモンのくだりに深い意味があったんだ。
私たち夫婦にとっての唐揚げレモンは何だろう?
たくさんありすぎて思い出せない。
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