夕暮れ日記

専業主婦。
やらなきゃいけない事は山盛り。なのに気つけば夕暮れ。
12 才の長男は発達障害グレーゾーン。やり場のない思いをボチボチ綴っていきます。

ちょっと腹が立った話

だいぶ前の話。

その当時は、夫のYシャツは毎回クリーニングに出していた。

そのクリーニング店は、Yシャツ1枚100円(ハンガー吊し状態)。


娘の幼稚園と自宅との中間地点にあって便利だったので、いつも利用していた。


店の受付はいつも同じ人、60代くらいのオバサン。「いらっしゃいませ」も「ありがとうございます」も言わない無愛想な女性だった。

いつもド演歌(有線)が大音量で流れている店内、すわってポータブルテレビ(大音量)を見ている。BGMとテレビの音がうるさかった。



毎回不愉快な思いをしていたのだけど、Yシャツ100円の魅力に惹かれ、ホスピタリティには目をつぶっていた。


ある日、いつものようにYシャツをだしに行った。


自動ドアが開き、受付のカウンターまで進むけど、何の応答もない。(いつもは口をモグモグさせながら奥から出てくる)

「すいませーん! 」

大きな声で何度か呼ぶと、奥からいつものオバサンが出てきた。でも、携帯(ガラケー)でずっと誰かと話をしている。


私と目が合っても、携帯をしっかりとにぎったまま、

「ふぅん、そうなの?!」

などと相づちを打っている。

私が洗濯物とカードを出すと、携帯を首と肩に器用に挟んでハンズフリー状態にし、私の出したカードをピッとレジに通した。

ろくにYシャツのシミやホツレチェックもしない。

出てきた伝票をYシャツの上に置いて、控えの伝票とカードを私に渡す。


その間ずっと携帯電話中。誰かの相談にのっている風だった。


普通は「○月○日仕上がりです」とか一応言うのだけど、その日は電話中なので、私に対しての発言はなく、頭を不自然にかしげた体勢で電話をしながら伝票とカードを差し出す。


私の次にもお客さんが待っていたので、私は、その客に

「私が入店した時からずっと電話中なんですよ」

と、これ見よがしに、オバサンに聞こえるように言った。

でも、オバサン電話を切らない。


料金の支払い中も電話中。

私も、いつ終わるかわからない電話を待っていられないので、お金を出した。携帯を首に挟んだまま、オバサンは無言でお釣りを渡す。


5~ 7 分くらいの間ずっとお話中。


だんだん腹が立ってきて、

「あの、ちょっと失礼じゃないですか!」

と言った。

「一言も客と話さないで、ずっと電話中って。電話切ったらどうですか?」


「もう二度と来ません!」


私は、そう言って店を出た。

それでもそのオバサンは電話を切らなかった。私にも一言もなし。


私は、店を出てすぐ自宅に戻った。


そして、その店のカードに記載されている本社に電話した。

責任者を呼び出し、今起こった事を洗いざらい話した。


私は、もう二度とその店に行く気はなかったので、そのオバサンの休みの日を聞いた。

(休みの日は本社から社員が交代で入るというので、後日その日めがけてYシャツは取りに行った。)


あまりにオバサンの態度がでかいので、経営者かと思って聞いたら、パートだという。

一人者なので、突然休むこともなく、土日も入れるので便利に使っていた、という。

一人っきりで何年もしているので、段々接客に手を抜いてきたのだろうという話だった。


電話をしていると責任者が、

「私も、ものすごく腹が立ってきました。今から行ってきます」

とすぐ注意をしに行くと言った。


前から評判のよくないパートさんだったらしく、徐々にシフトを減らして数人体制にするとのことだった。

「なかなか勤務態度まではわからないから、電話いただいて感謝いたします」

とお礼を言われた。


お詫びに伺いたいとも言われたがそれは断った。


私も、長いこと生きてきて、こんな事をされたのは初めて。


そのオバサン、多分友達から電話がかかってきて、一人で暇だったから長電話していたのだろう。一旦保留にしたり、切ったりしたら自分からかけなきゃいけなくなり、電話代がもったいないから、なんとかかかってきた電話をつないだまま接客をやり過ごし、客がいなくなったらまたずっと電話するつもりだったのだろう。


でも、これはダメでしょう。


世の中、ほんとに人手不足なんだな。







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