最後の砦
今朝旦那さんが、地雷を踏んだ。
東京出張で、夕べは10時頃帰宅。
お土産なし( ̄^ ̄)ゞ
私は旦那さんの帰宅時間を予想して直前に寝床についた。
そして今朝、シンクには旦那さんが使った茶碗が起きっぱなし。
食洗機の中の食器もそのまんま、戻してない。やっぱり…、何にもしない。
私が慌ただしく弁当と朝食の準備をしていると、
「おはよう」
旦那さんが起きてきた。
私とほぼ同じ時間に起きるが、まっすぐ洗面所へ行き朝シャン。
少ない毛に少しでもボリュームを与えるため、毎日毎日せっせとシャンプー。
ピカピカにしていても 朝にはビシャビシャ。鏡にも水滴が広範囲で飛び散っている。
私は、バタバタとキッチンを行ったり来たりしているのに、
「バシャーッ、バシャーッ」と豪快なしぶき音。
床も水浸し、ドライヤーでハゲ散らかされた猫の毛状のコシのない極細毛はとても掃除がしにくい。
そして、さっぱりした旦那さんが 一言。
「ごめん。きのうの唐揚げ、全部食べきれなかった」
「はぁ…⁈」
大食いだからたくさん作っているのに。足りないと言われないように、残してもOKなように、多くしてるのに。
全部食べれなくてごめん、だと。
私や子どもはわざと少なめに食べて我慢しているのに。
残った分は私の昼ごはんになるから遠慮なく残せと、普段から言っているのに。
一緒に食べると、人の分まで平気で食べるくせに。
「なんか少食でごめん、残しちゃってごめん」
とでもいいたいのか。
「あれ全部食べれるわけないじゃん。わざと多目に作ってるんだから! 私ら遠慮して少ししか食べてないんだから!」
言ってやった。
ちなみに旦那さん用の夕飯の献立は、
・ラザニア(一人前)
・とりの唐揚げ(300g)
・キンピラゴボウ(大きめの鉢いっぱい)
・ご飯おかわり自由
これをお腹の具合で加減しろという感じで置いていた。
残ったのは、キンピラ半分と小ぶりな唐揚げが2切れ。
キンピラも唐揚げも翌日の弁当に入れるんだから残してもらわなければ困る。(唐揚げは少しキープしてたけど)
近々確実に糖尿病になるだろう。いや、もうすでになっているかもしれない。
血圧も高く、心臓肥大で狭心症の薬も飲んでいる。
医者からは、毎回やせろと言われている。
本当に自分に甘く、だらしない。
歯医者に行く所を見た事がない。
歯石のレベルを超えた黄土色の結晶物が歯茎にびっしり、息が死ぬほど臭い。
耳かきが癖で、いつも肩にフケ状の耳垢がのっかている。
耳かきがない時は指でホジホジし続け、最後はそこらへんにあるものになすりつけている。
鼻毛が異常に出ている。
もはや共同生活は、限界の域まで達している。
加齢臭は、h&Sのスカルプ用の強力な消臭シャンプー(男性用)と、ウルトラアタックneoの洗剤のおかげでほぼ消滅。
本当に本当に限界が来たら、旦那さんの食べ残しが食べれなくなるらしい。
というか、旦那さんが触れたものを体が拒絶するらしい。
私は、もともと倹約家なので残したり捨てたりが嫌い、なので性格上まだ最後の砦は守られている。
いつか、その砦も陥落するだろう。
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