ニアミス~八方美人~
昨日近所のスーパーに行きました。
6時半ころです。
とくに昼間何をするでもなく過ごしていますが、空腹でないと献立が思い浮かばないのと、やはり うつゆえなのでしょうか、陽が落ちて薄暗くならないと何もする気になりません。
水曜日は近所の元ママ友「秘密主義の八方美人」の習い事の日で、習い事が終わったらお仲間とランチなどして、買い物して帰宅、と思いこんでいたので、夕方の遅い時間にスーパーで会うことはない と思っていました。
過去記事→秘密主義の八方美人
過去記事→今日は町内の子供会最後のイベント
ところが、昨日は夕方6時半にニアミスです。
こんな遅い時間に行ったのに遭遇するなんて。
知り合いはいないだろうと油断していたので、レジ横を堂々と通り抜けました。
すると八方美人が、レジでポイントカードを店員にまさに差し出している瞬間を見てしまいました。
「!!!!!」
直角に曲がるのも、Uターンも不自然な距離です。
返って怪しまれます。私は進行方向をまっすぐ、何か目的の品でもあるかのように早足でつき進みました。
彼女は袋に商品を詰めたらサッサと退店しました。
ホッ!
彼女はぴったりと体にフィットする小さめのTシャツにロングのギャザースカート、7cmはありそうなサンダルを履いていました。
髪はロングの緩いカーリーヘア、軽めの色に染めた髪は白髪のせいか、金髪と茶色が混じって全体的にはまとまりがない印象でした。
でも後ろ姿はとても50代中盤とは思えません。フェロモンぷんぷんです。
八方美人は、以前町内の子ども会の役員になったのに、そのほとんどの会議、行事を欠席するという暴挙に出て、おそらく近所から大ひんしゅくをかっているはずです。
私も町内行事をブッチされた事で「あり得ない」という心境になり、どこかでバッタリ会っても以前のように、
「あらぁ、久しぶり!」
などと社交辞令をする気にはなれません。
ガン無視か、会釈程度のつもりでいました。
でも、彼女はなんせ八方美人です。
どあつかましく
「どしたぁん? 元気ぃ?」
と甘えた声で微笑しながら私の反応をさぐるかもしれません。
ちいママのような親しげな愛想笑いと、それとなくタッチして距離を縮めてくる人あしらいに、つい乗ってしまうかもしれません。
その手にのるか!
近所に住んでいても一年以上会わないでいると、会った時の反応に困ります。
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