悪い人ではないけど、苦手なSさん
職場のSさんは、少々厄介な人です。
これといった決まった仕事がなく、単なる雑用係です。
湯沸かしポットに水を入れたり、お茶碗を洗ったり、お昼の仕出し弁当の集計をしたり。
郵便物を配ったり…。
回覧を回したり…。
それ以外は暇そうです。
で、自分の席の近くに人が来たら、これ幸いとばかりに話しかけて延々と話をします。
質問をしたかと思えば、相手が答えるか答えないかのうちに、
「私はですね……。ペラペラペラペラ」
エンドレスです。
誰も注意をしないのが不思議です。
私もなるべく、このSさんの蜘蛛の巣のエリアには侵入したくないのですが、ファイルのキャビネットがまさにSさんの席の真後ろにあるので、どうしても近づいてしまいます。
でも、さしで話すのはサボっているようにとらえかねられないので、手元だけは動かしています。
自分のエリアに入ったらもう捕まえて放さないSさん。
彼女は、電話をとっても相手の電話番号を聞かずに名前だけ聞いて「担当者からご連絡します」といって、取り次ぎをするようなオマヌケな人です。
メモをもらった担当者も、またかかってくるのを待つしかありません。
なので電話もとらせようとしません。
結果、社内失業率高め。
話し相手を常に探している状態です。
私の任期は、あと10日くらいです。
がまんします。
ここに、蜘蛛の巣があるとわかっていても飛び込まなくちゃいけないのはちょっとしんどいです。
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