離婚した方がいいケースもある
義妹は、20才くらいでいわゆるできちゃった結婚です。
相手は5才くらい上。
どこでどうやって知り合ったかは知りませんが、妊娠5ヵ月の時挙式を挙げたそうです。
その後、義妹夫は仕事をやめ、脱サラして自営業に転身します。
業種はインテリアショップです。
輸入雑貨なども取り揃え、おしゃれな感じだったそうですが、田舎ですし、値段が高かったのでほぼ閑古鳥だったようです。
お客様といえば、知り合いばかり、親戚や家族がお情けで買う程度です。
みるみるうちに赤字が膨れ上がり、借金は数千万に。
そこで自己破産しました。
義妹夫は、往生際が悪すぎです。もうダメだと思ったら、傷口が小さいうちに決断しなくてはなりません。
で、結局借金は、妹の旦那の親とうちの義父で肩代わりしました。
義妹夫は、借金だけ作ってあとは、他人まかせ。
この時点で離婚すべきでした。
ところが、自己破産して少し落ち着いたら、なんと義妹は三番目の子を妊娠したのです。
愛情は残っていたのか、こればかりは授かりものだから、どうにもなりません。
そして、再就職したものの義妹夫は転勤になってしまいました。
義妹と子どもたちがついていけばよかったのですが、なぜかついて行きませんでした。
別居生活が5年くらい続いた頃、義妹夫は会社のお金を横領し、懲戒解雇になりました。
(やっと離婚しました)
そして、民事で裁判になり、横領したお金を返却しなくてはならなくなったら姿を消しました。
何もかもほったらかして逃げました。
こんなどうしょうもない男、急にそういう性格になったわけではないと思います。
「ダメだな」とわかった時点で、なんとしても別れておくべきでした。
夫婦は他人になりましたが、元義妹夫と子どもたちは親子です。
また、元義妹夫が借金などこしらえて、どこかで行き倒れでもしたら、今度は子どもが借金を背負うはめになりかねません。
早く手続きをしないと、横領した分まで、子どもが払うことになったら大変です。横領額一千万以上ですから。
この元義妹夫はいうまでもなく最低ですが、どうして早く別れなかったかな、と不思議でなりません。
婚姻中も義父にずっとパラサイトしていましたから、旦那のお金で生活していたわけではありません。
子どもを傷つけたくない、という気持ちもわかりますが、あとでちゃんと話せばわかると思います。
夫のせいにして、自分は悪くない、と思いたいのでしょうが、要所要所で選択を間違ったのは、義妹です。
ちゃんとした判断力がないゆえ、元旦那のいいなりになり、騙されてきたのです。
割れ鍋に綴じ蓋、というやつです。
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