リアル渡鬼
この前、叔父の家で従兄弟に会った。
大阪在住で、私たちの住まいから遠いため、会うのは法事や結婚式。
今回は叔母さんの三回忌以来2,3年ぶり。
10年くらい前に伯父さんが亡くなって、それ以来伯母さんを引き取って暮らしている。
前から認知症ぎみだとは思っていたが、症状が悪化し、もう自宅介護は限界になったという。来月やっと介護付き老人ホームに入所が決まったという。
従兄弟は男ばかりの長男。次男、三男も結婚していて近くに住んでいるのに、介護は長男任せという。
伯母さんも高齢になり、いつどうなるかわからない。
次男も三男も、伯母さんの遺産の話をし始めたらしい。
実家を売って早く遺産を三等分しよう、と言う。
長男としては、母親の介護を10年近くほとんどみてきたのだから、兄弟2人には、相続放棄してほしい。
でも兄弟は放棄などするわけがない。
お嫁さんが、遺産を欲しがっている。
長男とお嫁さんは、朝伯母さんの下の世話から、食事、デイサービスの出迎え、夜は添い寝、少しもやすらげないと愚痴をこぼしていた。
デイサービスのない休日の伯母の面倒が大変で、兄弟に泊まりで預かってくれと言っても、次男においては一度も預かったことがないらしい。
だんだん疎遠になり、兄弟といえども法事でしか顔を合わせないとこまできた。
親の介護問題が発生するまでは、そこそこ仲がよかったように思うが、今は最悪の状態。
街頭インタビューやお昼のワイドショーの特集でよくやっている介護がからむ相続問題。
身近で起こっていた。
親は財産を残さないのが一番。
うちの夫の場合、遺産放棄するつもり。弟の嫁も遺産放棄するといっていた。
夫の妹に全部いく。どうぞご自由に・・・。田舎の築50年の家なんていらない。
私の母は財産ないので大丈夫。
兄弟なんて所詮そんなもんなんだな。
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