お彼岸
母がお彼岸なので、弟(私の叔父)のところへいくという。
「あんたも来れば良いのに」
いつも誘われないから、知らなくて行かないのであって、お誘いがあれば調整する。
叔父の妻(叔母)は、交通事故で高度障害の寝たきりになり、ほとんど植物状態だった。
叔父は仕事をやめて毎日付き添った。
そんな生活が約20年。
数年前、夜中にタンが絡んだが、誰も気づかなかったので、呼吸困難でなくなった。享年60才。
看病中は、叔父は奥さんをずっとみまもっていたので、旅行も遠出もしなかった。
用事がある時は、病院で会っていた。
でも叔母が旅立ったので、少しは自由がきくかなと思い、訪ねたいと思っていた。
叔父夫婦には子どもがいなかったので、うちの子らを見て、孫を持った気になって楽しめれば、と。
昨日子ども二人連れ、叔父宅へ。
兄の子も来ているかと思ったが、部活で来れず、兄のみ。
大阪から偶然従兄弟が出張で来ていたので、ちょっとした親族会になった。
夫にも軽く声を掛けたら、あからさまに嫌そうな顔をしたので、来なくていい、といった。
老若男女7人、すべて血縁者。
やはり出てくる話は、弟の嫁、妻の実家、不満の嵐。
子どもたちは退屈していたが、私は、興味津々。
みんな知っている人なので、へぇ~!
リアル渡鬼。
夫の実家では、会話の内容がわからず席を外すことが多い。
でも私の実家がらみの話は面白い。
ここへ私の夫を連れて来たら、少しは私の気持ちわかるかな。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。