八段合格
男の子で字がきれいな子に憧れていました。
息子にも習字を習わせました。
すぐにやめる、と言い出すかな、と思っていたら意外にも9年間続きました。
中学になると、部活も塾も試験勉強も忙しく習い事の余裕はないのですが、本人が続けたい、というのです。
おそらく「字のうまい人」というラベリング効果だと思います。
クラスで何か書道で書く必要があった時、「生徒会立候補した友達のたすき」とか「スローガン」のポスター書きとか、たぶん「書いて」と頼まれるのだと思います。
校内書道展では毎年作品が展示され「金賞」を受賞、表彰されていました。
でも、月に一回も習字に行けないまま終わることが頻繁になりましたので、中学二年の終わりに一度退会しました。
息子は「行けない」のだから仕方がない、と一旦は諦めたのですが、習字の先生には「八段とりたい」と言っていたようです。
習字の先生に8年間のお礼と「こころばかり」のお菓子をお渡しして終わるはずでした。
でも、先生から「息子が八段をとりたがっている」という話を聞き、なんとか叶えてあげたいと思いました。
半年分のお手本代と八段受験の受験料を納め、申し込みました。
八段は準八段までの昇級とは違い、ちょっと大変です。
書道についての講義を受けて、筆記試験を受けます。
そして作文の提出、最後に毛筆の作品提出です。
毎日のように先生と特訓をしました。
そして、
届きました。
合格通知。
それを賞状のような認定証(↓)に書いてもらう申請をし、そちらも無事届きました。
こちらがあれば、将来大人になって書道を始める時「大人の2級くらい?!」から始められるそうです。
八段もっていないと、大人の八級からのスタートになるようです。
これで履歴書の「特技欄」に「書道」と書けるのではないでしょうか。(笑)
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