人にふりまわされる
ポリシーとして、常に自分を持っていたいと思うのですが、時に振り回されることがあります。
シドニーオリンピックの高橋尚子選手が金メダルを取った時のこと。
彼女は、追い込みをかける、という意気込みでサングラスを外し歩道へポーンと投げ捨て、猛烈マクリをかけます。
一瞬、あれッ、と思うシーンです。
で、尚子選手のすぐ横を走っていた選手は、突然何かが目の前を飛んできて(サングラス)すごくびっくりしたそうです。
「今のは何?」
それから少しパニックになって、集中力が途切れた、といってました。
一流選手が、そんな一瞬の些細な(当時の私には)事で、自分のレースができなくなるなんて…。
少し信じられませんでした。
でも、ナーバスになっている時、ギリギリのところで生きてる時、些細なことでも引き金になることもあるのだろう、と今なら思えます。
ちょっとしたことがきっかけで、一歩も進めなくなることもあるでしょう。
でも、自分の心を強くして、乗り越えることしか対策はないかもしれません。
先日、目の前をいきなり横切るサングラスのような、出来事がありました。
少したじろいで足を止めてしまいましたが、また ゆっくりと低速でリスタートを切ろうかな、と思います。
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