今年は義実家へ
ずっと、夫とは避けていた帰省の話。
三年位前から「私は帰らなくていい」みたいな話になっていたのに。
夫の父とは丸二年会っていない。
もう、生きている義父に会うこととはないと思っていたのに。
夫が、何も言わないので、こちらから尋ねた。
「私は、こき使われて疲れるから行きたくないんだけど?!」
「今年は鍋するって言ってた」
鍋?! 私が参加しなくなってからはオードブルを買ってきてたのに。
オードブル代ケチりやがった。
鍋、となると、材料を切ったり盛り付けたり、洗い物も大変そう。もう一人の嫁、義妹がこき使われるのか。
それは可哀想だ。
お節も作らされて、鍋も、そして年越しそばも…。
後片付けも相当な労力と時間だ。
なんせ24人分!
どうして一般家庭にこんな人数がおしよせるか、泊まるのか、頭がおかしいとしか思えない。
年末年始は元日に挨拶に来るだけでよくないか、親戚!
なんで大晦日から泊まる!
夫の父が見栄っ張りで、酒好きでいばりんぼうの暴君なので、誰も逆らえない。
百歩譲って、義実家に行ったとして、夫のきょうだいが集まるのは許せる。でも、夫の伯父家族、いとこ家族の大集結はいらないよ、お年玉だって相当な額だ。
今年も逃げきろうと思っていたのに。
でも夫の父は、私がもどってきたと思うだろうか。
義妹が可哀想だから、義妹のために手伝うんだから。勘違いしないでほしい。
夫にも言っておいた。
「私は、女中じゃないからね、立ちっぱなしで腰がいたくなったらすわらせてもらうよ。義父さんが、「こっち先やれ」とか命令しても、絶対しないからね、言い返すからね、それでいいなら行ってやる」
夫の実家は盆地なので、とても寒い。靴下は三枚重ね(足カイロも)で履き、そしてスリッパ持参。
暖房はわざと切られるから。(嫁のための電気代はもったいないんだって)
台所は外と同じ温度。
外で警備してるおっちゃん並にしてやろう。
当てつけでカイロだらけにしてやる。
せっかく薬のまなくて大丈夫になってたのに、また薬の力借りないと無理。体調悪化するかなぁ。
電車でさっと行ってさっとかえってきてやる。
元日の昼には絶対自宅に帰ってきてやる。(私一人でもな)
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