夕暮れ日記

引きこもり主婦です。メンタル弱めです。やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何もできないまま気づけば夕暮れ。そんな日々の徒然日記。(コメント欄は開けたり閉じたりします<(_ _)>)

専業主婦。
やらなきゃいけない事は山盛り。なのに気つけば夕暮れ。
18才の長男は発達障害グレーゾーン。やり場のない思いをボチボチ綴っていきます。

子どもがいなくて幸せそうな友達

私も友達も晩婚で、ほぼ同じくらいに結婚しました。


私はすぐ子どもが出来て出産、友達は自然にまかせていましたが、一年経っても授からず不妊治療を始めました。

不妊治療をして、旦那さんも男性不妊であることがわかりました。

でも、どちらかというと友達の方が妊娠しにくい体質のようでした。


旦那さんの親から挨拶代わりのように言われる「子どもはまだ?」という言葉に嫌気がさした時、旦那さんが

「原因は自分にある、自分が子どもができない体質だから」

とスパッと言ってくれたそうです。(不妊治療は一年くらいでやめました)


それ以来義両親は「子どものこと」をピタリと言わなくなったそうです。


優しいご主人です。


でも、義母が精神を病んで現実と空想との区別がつかなくなり、友達が48才くらいの時に「子どもは生んでおいた方がいい」とか「跡継ぎはまだ?」などと突然言いだす、と困惑していました。


小言が多かった義母が亡くなり、義父も亡くなって、もう誰からも子どもの事は言われなくなりました。


そして、何より本人がほとんど気にしていないのです。


実のお母さんが小さい時に亡くなり継母に育てられた、ということも関係しているかもしれません。

継母は、40才くらいで連れ子(友達&弟)のいる男性と結婚、継母には子どもが出来なかったので、義娘である友達をとても可愛がってくれたそうです。


自分も子どもを生んでいないので、義娘に「子どもは?」など言うこともなく、子どもに対してはいなくてもよいという家族になったようです。


友達は国家資格を必要とする職業なので、日本全国どこでも仕事ができます。

専門職なので、パート同士の会話という事もなく、仕事を黙々とこなす、という環境です。


職場の人とは、仕事の事以外は話さないし、休日に一緒にどこかへ行く、ということもありません。


完全にプライベートと仕事を切り離しています。


友達は、子宝には恵まれなかったけれど、環境に恵まれているような気がします。


今は、働いたお金はほとんど自分のために使えるので、年に数回旦那さんと海外旅行に行ったり、とても楽しそうです。


自分への投資もできるため、健康や美容へ惜しみなく大金をつぎ込めます。


夫婦二人でも、寂しさは感じられません。むしろ、たった二人の家族だから、と夫婦の絆はうちよりも強いです。


子どもがいれば、元は他人である夫より我が子を優先することが多くなります。


夫がいなくても子どもさえいればよい、というありがちな考えにならないため、端からみているととても仲良し夫婦に見えます。

「お父さん」「お母さん」

などという呼び方ではなく「○○さん」「△△」と、名前で呼び合うのはいいなぁ、と思います。


結局は夫婦当人同士よりも、義両親に気を使ったり、周囲との共通な話題、ということが生きづらさにつながっているような気がしました。




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