母の病気
母の言動がおかしかったので、認知症を真っ先に疑いました。
年齢的なものもあるし、ある程度は仕方がない、となりゆきまかせにしていました。
いずれは私が面倒をみることになるでしょう。ならば、せめてその日までを猶予と思い自由を謳歌するつもりでした。
でも、認知症であればなるべく早めに治療を開始した方がいい、とアドバイスを複数人から頂き「物忘れ外来」を受診しました。
MRI、問診、認知症テストの結果、「水頭症」の疑いが濃厚ということでした。
認知症テストでは、なんと好得点でした。
いわゆる認知症ではない、という診断です。
にわかに信じがたい診断結果でしたが、最近のとんでもない物忘れが「水頭症」のせいだとは驚きでした。
高齢者に多い病気だそうです。
物忘れがひどく、失禁を伴うそうです。
恥ずかしくて隠していたのでしょう。
母はしょっちゅう失禁していたようです。いつもオムツをはいていたとのことです。
まさか失禁が病気からくるものだとは思いませんからね。
水頭症は、脳内に水がたまり、脳を圧迫するためにアルツハイマーに似た症状が出るようです。
脳内の水を排除することで、物忘れの症状は個人差はありますが、徐々に改善されるようです。失禁もです。
母が水頭症なのかアルツハイマーなのかはまだ判明していませんが、水頭症の疑いが濃厚です。
でも認知症テストで、母が
「うーん、わからないですね。ヒントください」
というとヒントをくれたり
「たとえばこんな感じです」
と答えを教えてくれたりします。
これではテストにならない、と思うのですが、高齢者が増え、認知症をあまりにも簡単に認めてしまうと、介護保険も破綻するので医者は「大丈夫(認知症ではありません)」という診断をくだす傾向にあるようです。
なので、セカンドオピニオンでいくつか複数の認知症専門の病院を受診することを認知症に詳しい方から伺いました。
今回色々な事がわかって、とても勉強になりました。
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