母 密着で疲れる
母のおかしな言動から脳神経科を受診、水頭症とわかりました。
PTAの仕事は「母の看病・介護」でやめるつもりです。
今までは、しょっちゅう母に会いに来る兄に任せきりでした。
兄は母に依存しているので、共依存の関係で、二人はうまくいっています。
今回PTAを辞める理由として、母を使わせてもらうので、それなりに母の病状を把握しておく必要があります。
通院、区役所のケアマネさんとの打ち合わせ等、母がらみの外出を毎日のようにしています。
自分勝手で思い込みの激しい母の相手は相当に疲れます。
脳外科手術の入院に備えて、
「かかりつけの病院に行くから、診察券などを準備しておいて」
と、今朝電話で伝えておきました。
なのに、なのに、診察券を持ってきていません。無くしたようです。
病院二カ所回るのですが、一カ所目は私も知っているところなので、連れて行けます。
でも、二軒目の眼科は私の知らない遠い所なので、場所がわかりません。
どの辺か聞いても、以前自分が入院していたところの近くとしか答えません。
診察券はとうに無くしたようです。
(病院では診察券はだしていない、ないですませている?!)
入院していた病院の近くまで来たら案内する、といいはります。
多分無理です。
歩いていくのと車では違います。
ゆっくり通行しましたが、やはりどこから曲がるかがわからず
「あれっ! 通り過ぎた」
やっぱりね。
二回目通っていると、一方通行で車では入れない道に行けと母は言います。
結局近くまで行って路上に車を止め、私は残り、母は歩いて行かせました。
ゆっくりと看板を見ながら病院を探しました。
本人は「認知症でない」といいはりますが、認知症の症状は以前からずっとでています。
ただ大事には至ってないので、軽度ということで、まわりはたいして気にしていません。
本人も楽観的です。
何回かケアマネさんと話をして、「認知症ではない」という診断をしたケアマネさんも最近はさすがに気づいたようです。
今要支援1ですが、要介護1に変更されるかもしれません。
母の場合、認知症の診断が下るとしたら「アルツハイマー型認知症」だと思いますが、他の人には「普通」と見えるようです。
だって、母が「嘘」を言ってもそれが「嘘」だと一緒に暮らしていなかったらわかりませんから。
母は料理をしません。
でも、
「料理はしますか?」
の質問には
「はい、簡単なものは自分で作ります」
と答えます。
その会話からのイメージは、
野菜炒めとか、焼きめしとか、煮物とか、材料を切って調理することを想像すると思いますが、実際 母がしているのは、
パンをトースターで焼く、マーガリンを塗る、インスタントコーヒーにお湯を入れる。総菜を温める、カップ麺にお湯を入れる、冷凍をチンする、ことです。
これすべて母に言わせたら料理です。
母が認知症と診断されないカラクリがわかりました。
「今日は何月ですか?」
といつも聞かれるので、毎日カレンダーの日にちを×で消したりして、日にちは確認しているようです。
微妙な解釈のズレで「認知症ではない」と診断されています。
これ以上認知症患者数を増やしたくないという公の機関の思いも加味しているのでしょう。
本人のことをよくしらない医者が認知症だとわかる患者は、かなり進行した認知症だと思います。
でも、年が年だし、高齢化が進んでいるので、仕方ないですね。
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