夕暮れ日記

引きこもり主婦です。メンタル弱めです。やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何もできないまま気づけば夕暮れ。そんな日々の徒然日記。(コメント欄は開けたり閉じたりします<(_ _)>)

専業主婦。
やらなきゃいけない事は山盛り。なのに気つけば夕暮れ。
18才の長男は発達障害グレーゾーン。やり場のない思いをボチボチ綴っていきます。

洗濯機壊れる

何度目だろう。

洗濯機の不具合で、メーカーさん呼んだのは、(-_-;)


一度目は、乾燥がまったく出来なくなって呼んだ。五時間以上乾燥機かけても脱水したてのジメッと感。


原因は内部に詰まったほこり。


それからは、マメにほこりをとるけど、それがすごい面倒。


説明書には、掃除機で吸い取るって書いてあるけど無意味。内部のホース内にたまったほこりをかきださなければならないない。

針金の先にブラシが付いた排水管を掃除するヤツで掻き出す。ハツカネズミ一匹分くらいほこりがとれたらOK。


それをやっていても、二年くらいで、やはりどうしてもほこりがたまる。


乾燥に時間がかかったり、ほこりボックスにほこりがたまらなくなるともうお手上げ。修理を呼ばないと解決しない。


そして今回。


初めてのエラー表示『EP3』


Cで始まる表示はすぐ解決するのだけど、Eで始まるものは部品交換を伴うものらしい。


即メーカーさんに電話した。

翌々日に来てくれて無事修理完了。


ヒートポンプのポンプが壊れたらしく、排水がうまく出来ないという故障。


修理せずにだましだまし使おうかとも思ったけど、洗濯物が入ったまま停止したら、取り出せなくなるので、ここはおとなしく修理を待った。


全自動洗濯乾燥機は、まだまだ不完全な物らしく、故障はつきものらしい。


便利だけど壊れやすいので困る。

乾燥を使わなければ問題ないのだろうけど…。

それなら買わないよ!

4年間で3回は多いと思う(/_;)



次買うときはドラム式はもうやめよう。





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悪女ミポリン~後編~

バレンタインデー当日が来た。


ミポリンは、男性社員一人ひとりに個別でチョコを配り始めた。

ひとつひとつ小さな紙袋に入れて。


そして、Aのところにも持ってきた。

私は、そのチョコを見て驚いた。

本命チョコの装い…。3000円はしそうな豪華な物、それに小さなプレゼント(ネクタイ)の箱も添えていた。


そのとき、私は悟った。ミポリンが魔性の女であることを。


誰からも「本命か」と思われるチョコを贈り、勘違いさせ、10倍返しのホワイトデーの貢ぎ物を受け取る作戦?!


私は、Aが周りにミポリンからもらったチョコを見せびらかせ、嬉しそうに眺めていたのを横目で見て、大嫌いなAだけど、とても気の毒に思えた。


本当の事を教えてあげようか、でもただの妬みで言っていると信じないだろうし…。

ま、普段パワハラ、モラハラ、オンパレードのAなので、楽しく見守ることにした。


ミポリンとは職場の飲み会でたまに話すので、それとなく紹介された彼氏の事などを聞いてみた。


元社員の彼氏は、なかなかのいい男で好みはドンピシャだという。お互い、結婚も視野に入れてつきあっているという。


彼氏の実兄は、家業の理髪店を継いでいたが、1~2年前に交通事故で亡なくなってしまった。

次男坊の彼は、兄の死によって、会社を辞め理髪店を継ぐべく修行に入ったという。


彼氏とAはどうも同期入社らしく、部署は違えど親しかったらしい。彼氏が、もしAがミポリンに想いを寄せていることを知ったら、きっと嫉妬したりやきもちやいたりすると思うけど。何も言っていないというから、おそらくミポリンは、Aに思わせぶりな態度をとっている、ということを伏せているのだろう。(当然か)


Aは、バレンタインデー以来、ミポリンが自分に好意を持っていると信じ切っていた。ミポリンとの廊下立ち話も以前にもまして、大胆になっていった。

義理チョコに普通ネクタイはつけない、私の忠告も無視!のしたたかさ。これは絶対確信犯の悪女。


もちろん、ホワイトデーにはAから、しっかりプレゼント(アクセサリー)ももらったようだ。




そして、ミポリンが入社して半年が過ぎた頃、ついに…


「皆さん、お世話になりました。短い間でしたが、ありがとうございました」


ザ・こ と ぶ き 退社。


ミポリンは28才になっていた。


少し焦っていたのかもしれない。


ミポリンがお世話になったひとりひとりに挨拶をしてまわる。


もちろん私のところにも。


でもその時私は、異動があって「校閲」からAと同じ「編集」に移っていたので、すぐそばにAがいる。


ミポリン 悪女。


Aは、ほんとに苦虫をかみしめたような顔で私たちの会話を聞いていた、と思う。


あとで、聞いた話だけど、Aには挨拶しないで去ったらしい。


Aが、ミポリンの結婚相手が同期でしかも、結構親しい人物であると聞かされたのはミポリン退職後。

(Aの事など話題にもならなかったろうけど、Aからしたら好きな女性と友達が自分の気持ちを弄んでいた、と思うのは無理もない)


Aがその後、荒れまくり、女性不信になったことはいうまでもない。


飲みの席ではミポリンのことを「あの女!」呼ばわりでくだをまいていたらしい。


ミポリン退職後、半年くらいして結婚式が行われた。Aは招待されなかった。(私も)




あれから18年。ミポリン夫婦はうまくやっていけてるだろうか。


Facebookで探してもヒットしない。

でもAはいまだ独身(45才)、Facebook、リカちゃん人形のアイコンが彼の屈折さを物語っていた。




おしまい







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悪女ミポリン~前編~

※少し長くなるので、前編・後編に分けます。


出産するまで働いていた職場の話。


そこは地元では大きな出版社の関連会社だった。

私は派遣で。

配属先は「校閲」。


部内は社員か契約社員だけど、掃き溜めみたいな雰囲気で定年間際の人ばかりだった。

そして、実験的に若い人を派遣で雇ってみてはどうか、という話になり私が派遣1号(当時30才)として採用された。


私が使えないやつだったら3ヶ月で切り派遣は利用しない、使えたらさらに派遣を雇う、ということだった。


結果、たくさん派遣を雇うことになった。


そしてやってきた若くて愛想のいいミポリン(派遣27才)。

ミポリンは、家が調剤薬局を経営していて、自分は病院の院長秘書をしていた。元彼は医者というのがお約束のプロフィール。

校正の仕事に興味があったので親のコネを使い、わざわざ院長秘書を辞めて派遣に登録し、やってきた。


ミポリンは見た目、とにかく色っぽい。ムチムチしていて、壇蜜を少しポッチャリさせた感じ。

これは、もう男性社員はイチコロ。

唇はいつもプルプルで半開き、髪はゆるふわ。私服は露出高め、冬でもノースリーブ肩出し(モコふわニット)にストール。

ややマダム風。


ミポリンは男性社員から受けがよく、いつも廊下で立ち話、サボっている。


彼女のいない独身男子はミポリンまっしぐら!!!


でも勤務しはじめてすぐ彼氏ができた。

ミポリンと親しくなりたい男性社員(女たらし既婚)が「彼氏紹介するよ」と誘って。

医者彼と別れた直後だった傷心のミポリンは、すぐ誘いにのった。


ミポリンは、

「私いつも『つきあってください』って言われるんですよぉ。自分から言ったことないんです。でも毎回フラれるんです。」

と言っていた。

今回も即行「つきあって下さい」と言われたらしい。


私が

「どうしてフラれるの?」

と聞いたら

「わたし、中身がないんです。」

だって。

「フラれる時は、毎回同じこといわれます。『もっと自分がある人かと思ってた。ミホちゃんは中身がない。想像していた人と違う』って。」


確かにその通りだった。


八方美人で、とにかくいつも男に囲まれていたいタイプ。バブルの頃でいうなら、アッシー、めっしーがいる女。


入社早々(一週間)にも関わらず、間髪入れず会社関係者の彼氏ができたのはさすがプロ!


でも周りには「彼氏いません」と言っていた。

彼女曰わく、彼氏は元社員なので、周りの人から色々言われるのが嫌だからだそう。


その言葉を真に受け、ミポリンに速攻近づいたのが、社内の評判ワーストワンの独身A。


Aは、用もないのに「校閲」にやってきては油を売る。

ミポリンに仕事をふる時は超丁寧。いつもデレデレ。

私に依頼する時は、ろくに会話もせず原稿袋を机にポンっ、すぐ立ち去る。


ミポリンも彼氏がいるくせに、Aを見ると

「Aさ~んッ。おはようございまーす。」ニコッ。


A、絶対勘違いする。


私は、Aが

「ミポリンは運命の人、昔の彼女の生き写し。最初見た時、彼女本人かと思った。いずれ告白する」

と言っていると聞いた。

(Aの元カノを知っている人に、ほんとにミポリンに似ていたか聞いたら「全然似てない、ミポリンの方が可愛い」と言っていた。恐ろしや、人の記憶の美化)


私は彼女に、Aが本気になっているっぽいから、あまり期待させるような事はしないほうがいいとおもう、と忠告した。ストーカーみたいになったら怖いからね。

バレンタインチョコはあげないか、義理チョコって、わかるのにした方がいいと思う、とも。


今思えば、私っておせっかいだったな。ほっとけばよかった。


ひがみとかではなく、ほんとにAはギャンブル好き、女好きでろくでもない奴だったので、関わらない方がいい、という事を伝えてあげたかっただけ。


そして、バレンタインデーがやってきた。




後編へつづく






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疎遠になった人

もう付き合いがなくなった専門学校時代の同期。

Kちゃん。


最近夢を見る。

Kちゃんがニコニコしながら

「あの頃楽しかったね」

と話しかけてくる。

同じ夢を二回見た。


気になって、他の同期の子に聞いてみた。でもずっと連絡取り合ってないそうで、結局連絡先はわからなかった。

「元気でいると信じよう!」


Kちゃんは、今思えば発達障害か、もしくはグレーゾーンだったかもしれない。



Kちゃんは、部屋がすごく汚い。いわゆる片づけられない女。

テレビでよく見る、玄関入ったら物があふれて床が見えない状態。

整理の仕方がわからないらしく、散らかったら北海道に住んでいる母親を呼んで片づけてもらっていたそうだ。


飲みに行っても、Kちゃんは「取り分け」を異常に嫌がる。一皿全部一人で食べたいのだそうだ。

うっかりKちゃんが注文したものを取り皿によそおうものなら大変。

血相を変えて怒り出す。

「手をつけたからそれ、つつじに全部あげる。私用にもう一つ頼む!」

居酒屋はシェアする人が多いためか一皿の量が多い。結局2、3人前のサラダを一人で食べ、唐揚げかなにかも食べたので、結構な量でしかも割り勘ではなく、食べた分だけ個別会計で割高になってしまった。


それ以来飲みには行かなくなった。(コースの食事はOK)


会社帰りに待ち合わせした時、Kちゃんが決めた時間なのに行ってもたいてい来てない。

勤め先に電話すると、

「今着いたの? じゃあ、今から会社でる。」

そこからさらに15分20分と待たされる。


「どうして待ち合わせの時間に合わせて会社出ないの?」

と聞くと、

「私が先に着いたら一人で待たなきゃいけないから、ちょっとの時間でも待つのはいや」


それがきっかけでもう会わなくなったのだけど、今思えば逆算が出来なかったのかもしれない。


Kちゃんは一度も正社員として就職した事がない。

せっかく決まったバイトも1日でやめてしまう事しばしば。


一番続いたのはシフト制の「電話秘書」。

携帯のない時代、フリーランスで、事務所を構えたり人を雇うお金がない人の代わりに、電話応対をする。

マンションの一角に何台か電話を置き、女性数人が電話番。(言い方悪いけどテレクラみたいなイメージ)。契約している人は、自宅の電話をその電話秘書サービスに転送するようにしてある。仕事依頼など電話をかけた相手は、留守電ではなく、人が出るので要件を言う。すぐさま契約者にポケベルかなんかで連絡を取り、伝言を伝える。

電話秘書は、ちゃんと「はい、オフィス○○です」など社名で言ってくれるので、かけた方はちゃんとした事務所を構えていると思うらしい。


Kちゃんは、その電話秘書をしていた。

基本シフト制だけど、いつ休んでもいいし、いつ行ってもいい。伝言さえしっかり受ければ、あまり責任のない楽な仕事で、残業もないので、回りは主婦パートばかりだったという。


Kちゃんは人付き合いが苦手なので、職場のパートさんと仲良くする必要もなく、電話が鳴らなければ雑誌や本をずっと読んでいられるこのバイトがえらくお気に入りだった。


けしてバイト料はよくなかったけど、Kちゃんのお家はお金持ちなので問題なかった。銀行口座には常に100万円あって使うと母親が補填してくれるシステムだった。

確かクレジットカードも親の家族カードを持っていた。


Kちゃんは、バイト料が入ると、その日のうちに全部使っていた。


そんなKちゃんのわがまま発言や態度を見ていると、毎回モヤモヤしていた。


Kちゃんは字がとても下手で、何かを記入するとき、いつも手が震えていた。「つつじが見るから震える」と言っていたけど、口紅もいつもはみ出していたし、眉やアイラインもいつもガタガタだった。


周りの人ができて自分が出来ないと、こじつけのような言い訳をしていた。


当時は、わがままで自分勝手、そんな理由で付き合いをやめてしまったけど、「生きにくい」と感じるタイプの人だったのかもしれない。





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悪夢再び…。

子どもの学校のPTA役員、二年の任期が終了し、次の役員さんが早く決まるといいなぁ、とまったり過ごしていた。


うちの学校は、役員1年目は見習いで2年目の役員さんにくっついて仕事を覚え、2年目は主導となって活動する。2年目に入る時は、退任していく役員さんの後釜をスカウトしなければいけない、その順繰り。

私は今年二年間の任期を終えた。今は、充実感と喪失感が行ったり来たり。


次やる人の選出は、基本的には一緒に働くことになる2年目の役員さんが探してくるのだけど、どうも難航しているらしい。


2年目の役員が声をかけた十数人のうち、引き受けてくれたのは二人。あと三人。


早々に二年目役員からお手上げ宣言。


仕方なく、私も知り合いに声をかけ始めた。


私が一緒にやるのなら誘い易いけど、私は退いた身。誘われた方も知らない人ばかりで馴染めるだろうか、誘った責任を感じてしまう。


結果わたしも巻き添えで、もう二年残留になりかねない。


ただの作業だけならいいけど、部長はほんとに勘弁。

副でも大変なのに部長になりでもしたら、それこそうつが悪化すること間違いない。


作業自体は楽しい部分もあるけど、次の役員を探すのが至難の業。私はすでに知り合いを5人もスカウトしていて、ほんとにもうスッカラカン。もう候補0、そこからまた5人見つけ出すなんて無理。


あと3人、早く決まりますように…。