ドクターストップ
の続編です。
今日心療内科の通院の日でした。
病院を転院して間もないので、新しく私の主治医となったダンディー先生は、私と義父の確執を知りません。
今日は土曜日で患者さんも多く、私がたくさん話をするのはためらわれたのですが、次に来るときは法事の後なので、ここはなんとしてでもダンディー先生からのアドバイスをいただきたくて、診察の時 マシンガントークを炸裂してしまいました。
ダンディー先生は、普段私があまりしゃべらないので「無口な人なんだろう」と思っていたかもしれません。
私が前のめりで一気に話すと、一瞬「うぉっ…」という表情をされました。
そして一言
「ドクターストップです」
「実家には行ってはいけません。
ご主人には、医者に止められました。体調がよくないから行ってはだめだと言われました。そう言えばいいんじゃないですか」
目からウロコです。
実家での振る舞いや対処法など、すっかり行くことを前提にアドバイスを求める思考になっていました。
以前(だいぶ前)の主治医は、
「じゃ、強めのお薬今回特別に出しますね。義実家では必ず飲んでくださいね。乗り越えてください」
でした。
薬でテンション高めて、数日間だけ乗り切ってね、ということでしょうか。
今度の主治医は、実家に行って体調が悪くなるという原因がはっきりしているなら、行かなければいいんですよ。薬でなんとかしても解決にはならない。行かなきゃいいんです。薬使ってなんて本末転倒ですよ、と。
(私、薬の処方の話は一切していません)
キッパリ!(男らしい!)
でもね、そのことを夫に言うのがまたストレスなんだなぁ。
夫の態度が悪くなるし。
夫も義父には頭が上がらない、というか、アダルトチルドレンなので義父のいいなりなのです。
義父の言うことは絶対、と思っています。
パワハラ全開の義父に、夫がこれまでどんだけ押さえつけられてきたのか想像がつくだけに、私も夫が義父の前で「いい子仮面」をかぶっているのをよく知っています。
夫が常に義父の顔色を見、敬語で気分を損ねないように気を使い、言葉を選んで話しているのをよーく知っています。
その夫が義父に「嫁は具合が悪いので連れていかない」と本当のことを正直に言うのはとても酷な気がしてなりません。
義父からは
「母親の十三回忌やぞ! 普段の帰省と違うんやぞ! 少しくらい体調悪くてもつれて来い。嫁をそんな甘やかしてからにどげんすっとじゃぁーーー!!!」
と義父の怒号が鳴り響くのが手に取るようにわかります。
以前「オヤジとのやりとりは全部俺がやるから、オヤジには接触しなくていい」と言ってくれた時がありました。
その時は私の精神状態が最悪で、「これ以上義実家と関わるくらいなら離婚する」といい、私は1ヶ月ほど実家に身を寄せていました。
真剣に別居→離婚を考えていました。
義実家との折り合いが悪いことから夫婦仲に亀裂が入り、後戻りできない結果に発展することはよくある話。
私は世の離婚の二割くらいは、どちらかの実家がらみではないか、と考えています。
“義父に会うと思うと体調が悪くなった”なんて全部正直に言わず、「うつ病の状態があまりよくなくてドクターストップ」というしかなさそうです。
うまく言えるかなぁ。
心配です。
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